「君が代」不起立で処分しないよう求める訴訟:大阪府

 大阪府立高校の男性教諭(57)が3月7日、大阪府教育委員会を相手取り、卒業式での「君が代」不起立・不斉唱で処分しないよう求める訴訟を、大阪地裁に起こした。


 同教諭は3月6日の卒業式で起立斉唱しなかった。2012年度にも不起立で戒告処分を受けている。大阪府教育委員会は、不起立での職務命令拒否を繰り返すと免職の対象とするという方針を出している。
 「君が代」については歴史的な背景から色々な考え方がある。またそもそも、卒業生を送り出すことが一番の目的である卒業式の場において、行政が一方的に式のやり方を強制すること自体が好ましくない。
 このような訴えを起こさざるをえないほど、強制が進んでいるのは残念なことである。もっとも現状を嘆いているだけではなく、このように動く人がいないと現場は打開できない。当該教諭や同じ思いの人達にとって良い結果になるよう応援したい。