髪の毛の色理由に卒業式に出席させず:沖縄の高校

 沖縄県立名護商工高校で3月1日に開かれた卒業式で、学校側が髪の色を理由に生徒15人を出席させなかったことがわかった。


 生徒は髪の毛を黒く染めなおして出席しようとしたが、「染め方が不十分」と判断されて会場への出席を拒否され、式が始まる9時50分までに染め直すよう指示されたという。
 生徒らは染めなおしたものの、指定された時間に間に合った生徒はいなかった。遅れて学校に戻ってきた9人については式場の最後部の席に座っての参加は認められたものの、会場ではこの生徒らの卒業生氏名は呼ばれなかったといいう。
 生徒の保護者は「黒髪になっているのを家族で確認して朝送り出した。何度染め直しても指導されることが以前からあり、度が過ぎている」と話しているという。
 一方で学校側は「ルール」などとしている。そもそも生徒の髪の色を問題視して学校側が指示するという「ルール」自体の正当性から問われなければならない。
 以前には別の地域で、生まれつき髪の色が赤っぽい生徒に対して一方的に染めるよう強要したことが人権侵害にあたると指摘されたという問題も起きている。それと同じような印象を感じる。
(参考)
◎卒業生15人出席不可 名護商工が髪の色理由に(沖縄タイムス 2014/3/2)