東京都内の図書館で『アンネの日記』蔵書破損相次ぐ

 図書館の蔵書の『アンネの日記』やその関連図書について、破損した状態で発見される事例が、東京都内などの多数の図書館で報告されていると、2014年2月下旬に報じられた。


 被害は東京都内の38の公立図書館で確認され、被害冊数は少なくとも300冊以上にのぼるという。また横浜市の図書館でも被害が確認されたという。
 多数の図書館でまるで狙い撃ちしたかのように同じ書籍が被害にあっていることについては、現時点では背景については全く不明だが、特定の主張を持った何者かが意図を持って故意に破損させている可能性も疑われることになる。
 歴史・思想・表現や図書館の目的などへの重大な挑戦となりうるおそれがあるものである。
 捜査当局も動いているということだが、図書館の目的・図書館の自由にも十分に配慮しながらも、慎重に捜査することが望まれる。
(参考)
◎日本図書館協会「公立図書館における「アンネの日記」破損事件について(声明)」2014年2月25日