竹富町教科書問題、赤旗「主張」

 『しんぶん赤旗』2014年2月19日付主張『竹富町教科書問題 異常な政治介入は許されない』。沖縄県八重山地区教科書問題で、文部科学省が竹富町に育鵬社版中学校社会科(公民的分野)教科書を押し付けようとしていることを批判している。


 記事では教科書問題についての事実経過に触れたうえで、採択の強行には道理がないとしている。
 沖縄県教育委員会は、採択区域分割で事態を打開する案を提案した。しかし文部科学省はこれを拒否した。
 「各地域の実情に応じつつ、現在三郡市程度が平均となっている採択地区の小規模化や採択方法の工夫改善を図るべきである」(1997年9月11日 文初教第四五四号『教科書採択の改善について』)・「各市町村教育委員会の意向等を的確に踏まえ、採択地区がより適切なものとなるよう不断の見直しに努めること」(2012年9月28日 24文科初第718号『教科書採択の改善について(通知)』)とした、文部科学省(文部省時代を含む)自身の通達にすら反する行為である。
 「主張」では以下のように、文部科学省の態度を厳しく批判している。

…文科相はそれ(引用注:採択区域分割)さえはねつけました。竹富町は規模が小さく、単独では教科書研究ができないというのです。こんな人を見下した話はありません。竹富町の教育委員は熱心で、全員がすべての社会科教科書に目を通しました。研究能力をいうなら、教科書に目も通さなかった他市町の育鵬社版支持の教育委員こそ問題です。

 よく言ってくれたと喝采を送るべき内容だといえる。
 教科書への介入には全く道理がない。