兵庫県立高校いじめ自殺訴訟、第1回口頭弁論

 兵庫県川西市で2012年9月、兵庫県立高校2年の男子生徒がいじめを苦にして自殺した問題で、両親が兵庫県教委・校長や教諭・いじめ加害者などを相手に起こしていた民事訴訟の第1回口頭弁論が、2月6日に神戸地裁で開かれた。


 遺族は「息子は学校と加害少年3人に自殺させられた」などと訴えたという。学校側の対応について、「保身ばかりを考え、遺族の気持ちに寄り添ってくれなかった」と指摘した。
 この自殺事件をめぐっては、学校側が「不慮の事故」として公表しようとしたこと、事件がマスコミ報道されると生徒指導担当の教諭が「遺族は学校を潰そうとしている」と授業中に生徒の前で発言したことなどが指摘されている。
 またいじめ加害者やその保護者についても、「虫のこと何て話した?」「先生が来た時、『反省してます』といえば印象がいいかも」などのメールをやりとりしていたことを指摘し、「息子は死んでからも虫呼ばわりされていた。反省の心が全く伝わってこない」と訴えた。
 被告の兵庫県教委は「いじめは自殺に結びつくほど悪質なものではない」として請求棄却を求めた。加害者や当時の学校関係者らも請求棄却を求めた。
 加害者や学校の対応は悪質としか言いようがない。真相究明としかるべき判断が求められる。
(参考)
◎川西いじめ自殺訴訟 母親「学校側は保身優先」(神戸新聞 2014/2/6)