山形県天童市中学生自殺:いじめ訴える自筆ノート見つかる

 山形県天童市の山形新幹線で1月7日、同市内の中学校1年の女子生徒が列車にはねられて死亡した案件で、この生徒の自宅から「いじめにあっていた」と書かれたノートがが出てきたことがわかった。


 事故当日は3学期の始業式だったという。女子生徒は午前8時頃、登校途中にはねられたとみられ、現場の状況から新幹線のフェンスを乗り越えて線路内に入り飛び込み自殺した可能性が高いとみられている。
 生徒の死亡後、家族が生徒の持ち物を整理していたところ、女子生徒の筆跡で「陰湿ないじめにあっていた」「生きているのがつらかった」などと書かれたノートが見つかった。家族は1月13日に学校側に連絡し、いじめについて調べてほしいと要請した。
 遺族は「教育委員会や学校は、いじめがあったという前提に立って調査してほしい」と訴えている。一方で天童市教育委員会は14日の時点では、「ノートの存在を把握していない」としている。
 明らかにいじめが疑われる事件である。
 始業式当日の新幹線への飛び込み自殺という点では、2011年9月の鹿児島県出水市立中学校の女子生徒の自殺事件と発生状況が酷似している。出水市では教育委員会が不誠実な対応を繰り返しているが、今回の事案ではそういうことを繰り返すことなく、いじめの存在を視野にしっかりと調査してほしい。
(参考)
◎死亡の生徒 ノートに「いじめ」の記述(NHKニュース 2014/1/15)