桜宮高校「体罰」自殺、遺族が提訴

 大阪市立桜宮高校「体罰」自殺事件で、遺族は12月12日付で、大阪市を相手取り約1億6500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提訴した。

 遺族は大阪市の教育行政の責任も問いたいとしている。

 橋下徹市長は提訴の報道を受けて記者会見し、市に道義的責任はあるとしながらも、「道義的責任と法的責任は別。ご遺族には申し訳ないが、法的な話は因果関係を含めて司法に判断してもらいたい」などと話し、法的責任については司法判断に委ねる方針を示したという。

 ニュース報道に触れただけの第三者とはいえども、神経を逆なでされているようで不快感を感じる。当事者の遺族が聞いたらどう思うのだろうか。

 橋下氏は「体罰」が自殺の原因だと言い立てながら、教育現場に見当違いの介入もおこなった。結局この人にとっては、自殺事案もパフォーマンスの一つだったのであろうか。事件を真摯に受け止めてまじめに解決する気があればもっと他の言い方もできるだろうとは思うが、パフォーマンスには役立たないから、こんな言い方になっているのだろうか。

(参考)
◎【桜宮高2自殺】「道義的責任と法的責任は別。司法の判断を」 橋下市長、遺族提訴を受けコメント(産経新聞 2013/12/11)