入試採点ミス、教諭が処分不服申立:大阪府

 大阪府立高校の入試で採点ミスをしたとして減給処分を受けた府立美原高校(堺市美原区)の男性教諭が、処分は重すぎるとして撤回を求める不服申立をおこなった。

 報道によると、2013年2月に実施された前期入試で、男性教諭は本来450点満点で採点すべきところを誤って480点満点として採点した。その影響で合否判定に影響が出て、本来合格になっていたはずの受験生1人が不合格になったという。
 教諭は、2013年度から新規導入された入試方式であること、管理職や他の教員のチェックもすり抜けたことなどをあげ、処分は重すぎると主張した。
 誤って不合格にされた受験生のことを考えるとさすがに「ミスは大したことではない」とは絶対に言えないし、重大な問題である。
 教諭のミスは問題になるとはいえども、大阪府公立高校の入試採点方式は以前よりかなり複雑化していることをあわせて考えると、個人だけに責任を押し付けるのもまた極端な話になってくる。
 「処分を受けた者の居直り」とかそういう話に持って行くのではなく、入試の採点システムという根本にも再検討が加えられなければならない。
(参考)
◎採点基準ミスの府立高教諭が処分撤回求める(大阪府)(読売テレビ 2013/12/5)