君が代不起立処分取消訴訟を提訴:大阪府

 卒業式での「君が代」不起立で減給処分にされたのは違法として、大阪府立支援学校の教諭(56)が9月24日、大阪府を相手取り、処分取り消しと慰謝料200万円を求める訴訟を大阪地裁に提訴した。


 当該教諭は2013年の卒業式で起立しなかった。前年度にも不起立で戒告処分を受けたことが加味され、減給処分を受けた。
 教諭は「公務員としての非違行為はない上、減給処分も重すぎて不当」「私はクリスチャンであり、信仰上の理由から起立しなかった。不起立が誰かに迷惑をかけるとか反教育的だとかは思わない」と話している。
 全くそのとおりである。不起立が誰かに迷惑をかけるとか反教育的などというのは、どう考えてもありえない。むしろ、学校の自主性を無視し、また国旗国歌法の運用にも反して、起立を一方的に強制しようという方が反教育的である。
 大阪府では「教育基本条例」や、君が代の「口元チェック」など、違法とみられる手段で起立斉唱強制の動きが進んでいる。裁判では適正な判断を願いたい。
(参考)
◎君が代不起立で減給「不当」 教諭、大阪府を提訴(朝日新聞 2013/9/24)
◎国歌斉唱不起立 処分不服で府を提訴 大阪地裁(産経新聞 2013/9/24)