改悪教育基本法の成立

 教育基本法改悪案は12月15日、自民党・公明党の賛成で、参議院本会議で可決・成立してしまいました。
 この間の乱暴な採決強行に、強い憤りを覚えます。改めて改悪法の白紙撤回を求めます。


 内容そのものも、愛国心の強要やゆがんだ「公共の精神」の押しつけなど、問題の多いものです。愛国心や公共の精神は一人一人の内面に属するものですし、「公共の精神」と称したものは「一部のものの私利私欲のために、一般国民の自己犠牲を強いる」という代物だということはいうまでもありません。
 またこの間の審議のやり方をみても、タウンミーティングでのやらせ質問問題、改定賛成派も含む慎重審議を求める広範な国民世論を無視して採決強行したことなど、公共の精神に欠けるのは政府・与党の議員だといえます。
 「一部の人間が私利私欲で勝手なことをおこなっても正当化される。そのくせ、そんな自分勝手きわまりない人間が、他人には公共心や公徳心を偉そうに説く」――これが彼らの目指す「美しい国、日本」の正体なのでしょうか。
 教育基本法改悪では、ただでさえ混迷を極めている今の教育を、さらに混迷させることにつながります。