廿日市市いじめ自殺、学校側いじめを口止めか:広島

 広島県廿日市市立中学校3年の女子生徒が2013年5月に自殺し、背景にいじめがあったとみられている問題で、いじめを証言した生徒に対し学校側が口止めを図っていたことが明らかになった。


 生徒は5月8日に自殺した。直後の5月13日、自殺した生徒と同じ部活動に所属していた2年生女子生徒12人が、「女子生徒の同級生が無視したり、きつい言葉を言っていた」「女子生徒が同級生とけんかした際、他の同級生が相手の味方につき、女子生徒を孤立させた」などと、自殺した生徒が部活動内でいじめを受けていたという目撃情報を顧問教諭ら2人に証言した。
 学校側はその日の夜、市教委の指示を受けた教員4人が手分けして、の保護者に電話連絡し、「うわさが広がると、うわさと事実が混乱し、生徒のアンケートや聞き取り結果が正しく出ないことも想定される」「調査委員会の結果が出るまではあちこちに広げないようにしてほしいと(生徒に)話してほしい」などと、いじめの証言を口外しないように連絡した。証言を直接聞いた教員は電話連絡に関わっていなかった。
 電話を受けた保護者らは「口止めなのか」などと学校側に抗議したという。
 これは明らかに口止めではないだろうか。いじめの事実が広まったら不都合だから隠すという懇談だったのではないかと疑われてもやむをえない。
(参考)
◎広島・廿日市中3女子自殺:いじめ証言 学校が「口止め」(毎日新聞 2013/9/10)
◎広島の中3いじめ自殺 保護者に口止めか(スポニチ 2013/9/10)