生徒に暴力強要した教諭:山形

 山形市立中学校の男子バレーボール顧問教諭が部活動指導中、練習でミスをしたなどとして生徒に暴力を加えたり、部員に命じて別の部員をたたくよう命じるなどしていたことがわかった。

 少なくとも2010年頃から2013年2月頃まで続き、具体的な日時や回数が特定困難なほど常態化していたという。練習でミスをしたとして自らも生徒をたたいたりけったりするなどし、さらに部員に命じて平手打ちさせるなどした。鼻血を出すなどした生徒が複数いたという。
 2013年2月に山形県教委が実施した調査でこの「体罰」事案が発覚。教諭は事実を認め、「部員の気持ちを前面に出させるため」などと話したという。
 山形県教委は2013年6月に教諭を減給10分の1・3ヶ月の処分にしたが、部員同士で暴力を加えるよう指示していたことは「当時、特別に悪質ではないと判断した」として公表していなかった。
 「気持ちを全面に出させる」として暴力を加えること自体が極めて異常だし、生徒に指示して殴らせるなど特別に悪質と判断されてしかるべきものである。悪質ではないというのなら、人権感覚が異常としか思えない。
 本来ならこの教諭の実名と所属校を公表した上で、停職以上の処分にすべきものである。
(参考)
◎生徒同士に平手打ち命令した中学バレー部顧問(読売新聞 2013/8/31)