生徒自殺、いじめの存在認める:広島・廿日市

 広島県廿日市市立中学校で2013年5月に3年の女子生徒が自殺した問題で、学校は8月29日に非公開の保護者説明会を開き、いじめがあったことを認めた。


 マスコミが遺族に取材して明らかになったという。毎日新聞によると、以下のようにまとめられている。

 遺族によると、学校側は教職員や生徒へのアンケートなどで分かったこととして、いじめは女子生徒が2年生になってから始まったと説明。部活動で複数の生徒が女子生徒について「気持ち悪い」などと言い、部活動中に無視したり、帰り道で一人にするなどの行為があったという。
 文部科学省は、一定の人間関係にある生徒から心理的、物理的な攻撃を受け苦痛を感じているケースを、いじめと定義している。学校側は「定義に照らせば、いじめがあった」と述べ、本人から相談があったにもかかわらず解決できなかったことを謝罪した。女子生徒の母親は取材に「長かったが、やっと認めてもらえた」と語った。
(毎日新聞2013年8月30日『女子生徒自殺:中学がいじめ認め遺族に謝罪 広島・廿日市』)

 いじめの存在を明確に認めたことは、一歩前進だといえる。遺族への誠実な対応と、再発防止策をとることを強く願いたい。