「体罰」事案の学校名など公表:京都府の私立校

 京都府私立中学校高等学校連合会は8月29日、府内の私立中学校・高校で2012年度に「体罰」事案があった高校の名前と、「体罰」に関わった教員の数を公表した。


 中学校では、立命館、京都文教、龍谷大付属平安、京都光華の4校・8人。高校は、同志社、京都文教、東山、京都両洋、洛陽総合、大谷、龍谷大付属平安、洛南、京都外大西、京都西山、立命館宇治、京都廣学館、京都国際、福知山成美、福知山淑徳、京都共栄学園の16校・45人となった。
 都道府県レベルで「体罰」のあった学校名のリストを公表するのは全国初だということである。同連合会では、二度と「体罰」をしない決意として発表したという。
 「体罰」事案では、加害者側が事実関係をもみ消そうとし、加害者側にもかかわらず「おかしな人に絡まれた被害者」かのように振る舞って被害者を恫喝して口止めを図ろうとしたり嫌がらせをすることも珍しくない。また学校側も、事案そのものを公表することは少ない。
 そのため加害者は反省せずに、また社会的な批判も受けずに、事実をもみ消して振舞い、同じような事件を起こすことも珍しくない。
 被害生徒の個人情報に関わる内容以外は積極的に公表すべきだとは思うが、それでも学校名と関与した教員数を公表したのは、一歩前進であろう。
(参考9
◎体罰教員の学校名公表 京都府私立中高連合会(京都新聞 2013/8/29)