前橋いじめPTSD問題、加害元生徒は審判不開始:群馬

 群馬県前橋市立中学校に在学していた2007年当時、同級生からいじめを受けPTSDを発症したとして、元生徒の女性(現在19歳)が2012年8月に群馬県警前橋署に被害届を出した件で、同署が傷害の非行事実で前橋家裁に通告した元同級生の男女4人について、いずれも審判不開始の決定を出していたことがわかった。

 2013年8月21日付の『読売新聞』(ウェブ版)が報じている。
 審判不開始決定は2013年8月12日付。審判不開始は、成人の刑事事件の不起訴・起訴猶予処分に相当し、事件を審判に付すことができない・もしくは相当ではないと判断された際の決定である。
 この事件では学校管理者の前橋市との間で民事訴訟もおこなわれたが、市はいじめの事実を認めた上で2012年10月に和解が成立している。和解成立時点では女性は、後遺症に苦しめられて入退院を繰り返している状態だと報じられている。
 被害者には人生を狂わせるほどの被害を与えながら、加害者にはしかるべき措置すら問われないのは、司法の限界の問題があるのかもしれないが、心情的には腑に落ちない。
(参考)
◎女子生徒「いじめ」 元同級生4人の審判不開始(読売新聞 2013/8/21)