「学校体罰調査」結果まとまる:文科省

 文部科学省は8月9日、「学校体罰調査」の結果を公表した。教師による生徒への暴力行為、いわゆる「体罰」について、2012年度には加害教師は6721人、被害児童・生徒は1万4208人にのぼったことがわかった。

 2011年度の調査では「体罰」で処分された教員は404人だった。2011年度調査は処分件数であり今回調査では認知件数なので単純比較はできないものの、「体罰」として把握された事案の件数は急増していることになる。
 いわゆる「体罰」事案は、表面化するのは一部だったことが浮き彫りになっている。事実関係を闇に葬らせずに表に出させたことは第一歩ではある。しかし、一つ一つの事案は統計上仮に「軽微」に分類されたとしても、子どもの心身に傷を与えていることは言うまでもない。
 「体罰」は決して許さないという風潮を強めることが重要である。