真夏に持久走で熱中症事故

 静岡大学教育学部附属浜松中学校で7月11日午前9時40分頃、生徒らが相次いで熱中症の症状を訴えていると119番通報があり、22人が救急搬送された。


 当時、3年生の体育の授業で持久走をおこなっていたという。浜松では午前9時半に32.9度、午前10時に33.8度を記録していた。
 約33度の猛暑の中では、原則として運動は控えるレベルである。真夏に持久走を課すという判断自体、重大な誤りだとはいえる。
 しかしその一方で、学校のスケジュール過密化により、無理な日程を組まざるをえないという問題もある。気温が30度を超える6~9月に運動会を組み、熱中症で救急搬送される生徒が続出する事例も、毎年のように報じられている。
 また体育の持久走での熱中症事故は、2日前の7月9日にも千葉県君津市立中学校(事故当時の気温約33度)で生徒8人が搬送される事故が起きたばかりである(NHKニュース7月9日など)。同様な状況での事故が相次いでいることは、精神主義的な教師の暴走だけで片付けられる問題なのだろうか。
(参考)
◎熱中症で中学生22人搬送 浜松、炎天下に持久走(共同通信 2013/7/11)