罰金徴収の教授、停職:琉球大学

 琉球大学システム工学部システム工学科の必修科目の講義で、遅刻者から罰金を徴収し、罰金支払いを拒否した学生はたとえ出席していても欠席扱いにするなどしていた教授が、以前大きく報じられました。
 琉球大学は12月12日付で、この教授の行為をアカデミック・ハラスメント(アカハラ)と認定し、教授を停職1ヶ月の処分にしました。〔『日刊スポーツ』2006/12/12〕

 そもそも、遅刻者から罰金を徴収するという行為そのものが、大学にはなじみません。ましてや必修科目でこのような行為をおこなうのは悪質です。選択科目ならば「こういう変なことをする教員の講義の受講をやめる」ということは可能ですが、必修科目ではそうはいきません。抗議の意思を込めて受講をやめるなり罰金支払いを拒否するなりすると「卒業できない」という状況になってしまいます。
 結局この教授の行為は、単位取得や卒業要件を盾に、学生に強権的な態度で臨んでいると見なされます。この教授の行為について、大学がアカハラと認定したことは妥当だといえます。