大津いじめ自殺、不適切対応で担任を減給処分

 滋賀県大津市立皇子山中学校のいじめ自殺事件(2011年10月)に関連して、滋賀県教委は5月17日、いじめに適切に対応しなかったなどとして、自殺した生徒の学級担任だった男性教諭(41)を減給10分の1(1ヶ月)の懲戒処分にした。


 この事件では、担任教諭はいじめの兆候を把握しながら、「あまりやりすぎるなよ」などと適当な声かけをおこなっただけだったなどが指摘されている。また卒業生がテレビ取材に応じた証言によると、この教諭は自殺した生徒に対し「君が我慢すればすむ」などと発言したとも指摘された。
 当時の校長などは2013年2月に処分を受けているが、担任教諭については休職中だったために調査が遅れ、2013年4月に職場復帰してからの調査・処分となった。
 処分は当然であろうが、個人の処分だけに済ませず、このような不適切対応が起きないような体制の構築こそが求められている。