大阪府教育委員会で飛び出した発言

 12月7日に開催された大阪府教育委員会の定例会議で、ある教育委員が高校の名前を名指しして「成績が悪い子がみんな集まる高校」などと発言をおこなっていたことが分かりました。該当委員は会議後に、自ら発言の取り消しと議事録からの削除を申し出たということです。

教育委員が高校名指し「悪い子が集まる」〔『日刊スポーツ』2006/12/7〕
 大阪府教育委員会の定例会議で7日、川村群太郎委員(ダイキン工業副社長)が、府南部の高校を名指しして「大阪の南の成績が悪い子がみんな集まる高校」などと発言した。
 府教委によると、川村委員は会議後、「具体的な校名をあげたのは不適切で申し訳ない」と謝罪。発言を議事録から削除するよう申し出た。
 府立学校の経営支援策を議題にしている際、川村委員は府南部の高校を視察してきた感想を交えながら発言。同席しているほかの委員らは注意しなかった。
 竹内脩教育長は「その場で発言を注意するべきだった。現場を見てきた感想を述べておられたので、話の腰を折るといけないと思った」と話した。

 この教育委員のほかにも、大阪府の教育委員に関してはここ数年、府立高校改革に関して、失言や暴言と受け止められかねないような発言が繰り返されています。今回の発言に関しても、いくらなんでもまずいのではと思わざるを得ません。
 「成績が悪い子が集まる」という言い方は入試成績などから導かれるのかもしれませんが、大阪府立高校全体に責任を持つ大阪府教育委員の立場でこのような発言がされたことは、該当校の教育に冷や水を浴びせるようなものだと受け止められかねない重大なものだといえます。