新潟県立高校生自殺:背景に教師の指導?

 新潟県上越市内の新潟県立高校に通っていた当時3年の男子生徒が2012年8月、部活動顧問から指導を受けたことを苦にしたことを示唆する遺書を残して自殺していたことがわかった。遺族が5月2日に記者会見して事実関係を公表し、新潟県教育委員会に対して第三者委員会の設置を求める意向も表明した。


 生徒はラグビー部に所属していた。同部マネージャーが退部したことについて「この生徒に責任がある」とされ、部活動顧問の教諭から部員の前で謝罪させられたり、繰り返し面談を受けていたという。生徒はそのことを苦にしていたと読める内容の遺書を残し、2012年8月1日に自殺した。
 学校側の調査では、生徒の自殺の原因は「自分の言動への自責の念」とされたという。一方で遺族は「真相が究明されていない」と訴えて第三者委員会の設置を求めた。
 現時点では事件そのものについては報道以上の事実関係は不明だが、少なくとも学校側の調査が不十分だと遺族が感じていることは事実であろう。より詳細な調査が求められているといえる。