川西市高校生自殺、同級生を書類送検:兵庫県

 兵庫県川西市の兵庫県立高校に通っていた男子生徒が2012年に自殺し、背景に同級生からのいじめが指摘されていた問題で、兵庫県警は5月1日、自殺した生徒に「菌」「虫」などと悪口を繰り返したなどして、同級生3人を侮辱容疑で書類送検した。


 口頭での暴言に対して刑事上の侮辱容疑を適用するのは異例だという。
 生徒は自殺の際に遺書を残していなかったが、同級生の証言などから、この生徒が3人にいじめられていた疑いが浮上した。
 その後の捜査で、名指しされた3人がこの生徒を「菌」「虫」などと呼んだり、死んだ蛾を生徒のいすに置くなどの行為をおこなっていたことが確認された。問題とされた行為は11件確認されたものの、一方で自殺との因果関係については断定していない。
 加害者とされる生徒への処分の中身はともかく、自殺した生徒の無念にこたえることや、このような事件を再び起こさせないためにも、事件の全容を詳細に解明していかなければならないだろう。