剣道部熱中症死亡事故、顧問不起訴:茨城

 茨城県水戸市の水戸短大付属高校(現・水戸啓明高校)の剣道部で2009年8月、部活動の夏合宿中に1年男子部員が熱中症で死亡した事故があった。この事故について、業務上過失致死容疑で送検されていた当時の顧問教諭を、水戸地検が不起訴処分にしていたことがわかった。


 不起訴決定は2013年3月18日付。不起訴の理由は「集めた証拠を総合的に判断した結果」とされている。
 事故は2009年8月7日に発生した。男子生徒は同日夕方、練習中に倒れて意識不明になり、翌8日午前に死亡した。この事故については、遺族が学校と顧問教諭を相手取って約9200万円の損害賠償を求める民事訴訟を提訴し係争中でもあるという。
 報道の内容では最小限の事実関係しか書かれていないので詳細はよくわからない点もある。しかし少なくとも、刑事事件としては立件できなったとしても、学校として事故の経過を詳細に分析し、再発防止策をとることが重要ではないか。