海老名市いじめ訴訟、横浜地裁で和解:神奈川

 神奈川県海老名市立中学校在学中の2009年、障害を馬鹿にされるようないじめを受けて急性ストレス障害で転校を余儀なくされたなどとして、現在17歳の男子生徒と両親が、加害者とされた同級生9人と海老名市・神奈川県を相手取り約800万円の損害賠償を求めた訴訟は、3月29日に横浜地裁で和解が成立した。


 海老名市が生徒側に400万円を一括して支払った上で、市は生徒にとって耐え難い出来事が発生したことを認めた上でいじめ対策を強化するなど11項目の内容となっている。
 被害生徒は2013年4月から高校3年になるが、精神的な後遺症は事件から4年たっても続き、いじめのことをいつ思い出してパニックにならないかなど不安を抱えているという。和解したからといってすぐに症状が消失するわけではなく、この先数年単位・もしかしたら十数年単位で症状が続く可能性もある。
 このような事件を起こさせないような、対策の強化こそが求められる。
(参考)
◎いじめ訴訟 少年側と海老名市 和解(東京新聞 2013/3/30)
◎海老名中学いじめ訴訟:元同級生らと和解 市、400万円支払いへ/神奈川(神奈川新聞 2013/3/30)