大阪市西区ネグレクト虐待死事件:懲役30年確定

 大阪市西区のマンションで2010年、3歳児と1歳児の姉弟を自宅に閉じ込めて放置し餓死させたネグレクト虐待死事件で殺人罪に問われた母親(25)について、最高裁は3月27日までに母親の上告を棄却、懲役30年とした一審・二審判決が確定した。


 弁護側は「殺意はなかった。母親自身が幼少期に受けた虐待の影響で心神耗弱状態にあった」などと主張していた。
 上告棄却決定は3月25日付だという。
 量刑の重さの可否については特にコメントすることはないが、この事件は児童虐待への社会的な対策について多くの教訓を残している。このような虐待事件を再び起こさせないためにも、犠牲になる児童をこれ以上出さないためにも、被告人の個人的な事件だけに矮小化するのではなく、事件の教訓を社会的に共有して対策を強めていかなければならない。