クラス替え資料に生徒中傷記述

 札幌市立中学校で2013年3月上旬、次年度のクラス替えに使う資料が生徒側に流出した問題で、札幌市教育委員会は3月26日、資料の中に生徒を貶めるような記述があったことを明らかにした。


 3月上旬、美術教諭が生徒に渡した資料の中に、問題の文書が誤って紛れ込んでいたという。生徒が学校側に届けて発覚した。
 周囲になじめずいじめられやすいとみなした生徒を「障害系」と表現したり、反抗的で問題のある行動をするとみなした生徒を「反社会大」と記したりしていたという。また「クレーム系保護者対応苦慮」「超低学力」といった内容も記載されていた。
 次年度のクラス替えの際には、クラスごとの成績に大きな差がでないようにする、いじめの加害者と被害者を別にするなど、一定の配慮がとられること自体はあり得ることであろう。
 しかし教師にとって気に入らないとみなした生徒にマイナスのレッテルを貼り、生徒をあたかも反社会的な存在かのように扱い、人権侵害的な罵詈雑言を書き込んでいる形になっている。資料を作った教師自身の人権感覚にこそ、著しい問題があるのではないか。