生徒自殺、いじめ認定し勧告書提出へ:新潟県弁護士会

 新潟県立高校3年だった女子生徒が2010年6月、同級生からのいじめに悩むようなメモを残して自殺していたことが、3月24日までにわかった。


 新潟県弁護士会は遺族からの人権救済申し立てを受け、いじめと自殺との因果関係については保留したまま、自殺した生徒へのいじめが確認されたとして、生徒が在籍していた学校に対して、いじめの事実を認め再発防止をとるよう求める勧告書を提出することを決めた。勧告書は3月25日に提出予定だという。なお弁護士会では、学校名については非公表としている。
 「毎日新聞」2013年3月24日の記事『いじめ:10年6月に県立高女子生徒自殺、調査で認定 県弁護士会、学校に勧告書提出へ /新潟』では、この間の経過について以下のように報じられている。

 同会によると、女子生徒は高校1年時から、授業中などに体臭に関する陰口を言われたりあだ名で呼ばれたりするなどしていた。女子生徒は10年6月、「臭いと言われ悩んでいた」という趣旨のメモを残して自宅で自殺したという。
 その後の学校側の調査では、いじめの事実が認められなかったため、女子生徒の両親が11年夏ごろ、県弁護士会に人権救済の申し立てをした。同会は女子生徒の残したノートなどを基に調査。その結果、「あだ名の命名や流布、体臭の指摘はいじめに該当する」として、学校側へ事実を認め再発防止を徹底するよう勧告書を提出することを決めたという。

 いじめがあった可能性が高いと考えるのが自然ではないだろうか。適切な対応が求められる。