特別支援学校「体罰」で加害教員書類送検:埼玉

 埼玉県三郷市の埼玉県立三郷特別支援学校で「体罰」・虐待を繰り返したとして、埼玉県警は3月18日、同校の女性教諭(32)=同県越谷市=を暴行容疑で書類送検した。


 この事件では、加害教諭が2011年、当時担任していた小学部の児童に対し、男子児童2人のほおををたたいたり、別の女子児童にはは「嫌い、嫌い、二度と帰ってくるな」「人の助けを借りることばかり考えやがって」などと暴言を浴びせるなどの行為を、日常的に繰り返していた。加害者は「指導」などと弁明したという。
 被害児童の一人は知的障害のために言葉が理解できず、夜泣きなどの症状に苦しめられていたという。また被害者側が学校側に訴えても有耶無耶にされていたことも明らかになっている。
 埼玉県教育委員会は2012年7月に当該教諭を減給処分にしているが、女性教諭は病気を理由に休職状態だという。
 2011年6月に男子児童2人を平手打ちし、また同年9月にはそのうちの1人を蹴ったことが、今回の書類送検の対象となっている。被害の全容と比較すれば刑事事件として扱う対象はかなり狭いものではあるが、それでも刑事事件としてもきちんとした対応を求めるものである。