バレーボール部「体罰」で停職4ヶ月

 長野県教育委員会は3月14日、2010年の着任以降継続的に、顧問を務めていたバレーボール部で継続的に「体罰」を加えていたとして、岡谷市立岡谷東部中学校の男性教諭(50)を停職4ヶ月の懲戒処分とした。


 長野県で「体罰」を理由とした処分としては、過去でもっとも重いものだという。
 この教諭は日常的に暴力や暴言を繰り返していた。ミスをしたなどとして至近距離からボールを投げつけるなどの暴力行為のほか、「バカ、死ね」などの暴言も加えていたという。
 こういう事件はただの暴力や虐待であり、指導とは無縁のものである。しかしこういう暴力行為を「指導」と強弁するものが後を絶たない。
 兵庫県高砂市立中学校のバレーボール部で1998年、今回と同様、「ミスが多かった」などとしてバレーボール部顧問が生徒の顔面に至近距離からボールを執拗にぶつけ意識不明の重体に陥らせた事件が発生している。また兵庫県尼崎市立中学校でも2006年、バレーボール部顧問が生徒の顔面にボールを執拗にぶつけ一時意識不明にさせた事件も発生している。
 また今回の事件現場の近くでもある長野県岡谷工業高校のバレーボール部では2004年、バレーボール部顧問が風邪で体調を崩していた生徒に激しい練習を強要するなどして体調をさらに悪化させ一時危篤状態に陥らせた事件も発生している(顧問は停職6ヶ月の懲戒処分)。
 こういう暴力行為の加害者には厳しい処分をおこなうとともに、この手の事件が発生しないような雰囲気作りを進めなければならない。