愛知県立高校陸上部顧問の「体罰」発覚

 愛知県立豊川工業高校で陸上部顧問を務める教諭(50)が部活動指導中に生徒に「体罰」を加えていたことが判明し、愛知県教育委員会は1月26日までに、当該教諭を部活動指導から外すよう指示した。

 同校は当該教諭・Wが陸上部監督に就任した1993年以降、駅伝の全国大会の常連校として知られるようにになった。当該教諭は1月20日に広島県で開催された全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で愛知県代表チームの監督も務めている。

 大阪市立桜宮高校「体罰」自殺事件を受けて愛知県教育委員会が県内の学校を対象に調査をおこなったところ、この教諭による「体罰」の情報が複数寄せられ、1月25日付で学校から県教委に報告書が上がったという。

 愛知県教委は今回問題になった「体罰」の詳細については、「報告を精査し、また当該者にも詳しく事情を聴く」として、現時点では明らかにしていない。

 また当該教諭は2009年7月に陸上部の男子部員をデッキブラシで殴りつけ頭を縫うケガを負わせたとして、同年8月に愛知県教委から文書訓告を受けていたこともあわせて明らかになった。県教委は当時、公表基準に達していなかったとして、この事案を非公表にしていた。

 こういう間違った「指導」をおこなう者は、たとえ被害の程度が小さかったとしても、厳しく対処されなければならない。教育・指導の場での暴力は、決して許されるものではない。

(参考)
◎豊川工業高 陸上部監督が体罰(NHKニュース 2013/1/26)