毎日新聞社説で「体罰」厳しく批判

 毎日新聞2013年1月10日付の社説『社説:高2生自殺 体罰は絶対許されない』を出している。

 大阪市立桜宮高校の「体罰」自殺事件に関連して、「体罰」は絶対に許されないと訴える内容となっている。
 社説では「スポーツ指導の名の下に行われていたとしても、暴力を伴う体罰は実質的には虐待であり、絶対に許されない」「スポーツ強豪校では特に、成果を出すために体罰が広く行われ、厳しい上下関係の中で「愛のムチ」として見過ごされてきた傾向がある。しかし、こうした体質は根本的に改めなければならない」などとはっきりと指摘している。
 その上で、「体罰を根絶するには社会全体での取り組みが必要だ。教育委員会や教師だけでなく保護者も強い意思を持って対応していかねばならない」と訴えている。
 社説の趣旨には全面的に同感である。
 一方で、いまだに「体罰」を肯定・容認し、「愛のムチ」「許される『体罰』もある」などあれこれと理由をつけて「殴っても暴力でも『体罰』でもないから正当」と言い立てる主張も根強い。しかしこういう主張は、科学的には何の根拠もない上、悪質な人権侵害であり子どもの成長に悪影響をおよぼすものにほかならない。
 「体罰」や暴力を一掃する風潮を、社会的に作っていかなければならない。