無認可保育所利用者、本当は認可保育所の利用検討していた

 厚生労働省の地域児童福祉事業等調査(2010年度、2012年10月26日結果発表)によると、無認可保育所に子どもを預けている保護者の約3分の2が、認可保育所の利用を検討したものの断念していたことが判明した。

 断念の理由(複数回答)として、認可保育所の空きがなかったとする回答が約6割、保育時間が合わなかったとする回答が約4割にのぼるという。
 無認可保育所は認可保育所と比較して、設備基準がゆるく事故発生リスクも高い傾向がある。また経済的にも保育料の負担の問題ものしかかってくる。
 保育所問題は単に、保護者の思いという問題だけでない。実際に預けられることになるのは乳幼児であり、子どもの発達という観点からも、保育所の整備は子どもにとってより好ましい発達条件を作るという意味にもなる。認可保育所を積極的に設置して待機児童解消に努め、また子どもがよりよく成長するための条件づくりをしていかなければならない。