大阪府教員採用、倍率低下で追加募集へ

 大阪府教育委員会は10月23日、2013年春の教員採用試験の結果を発表した。志願者は過去2番めの低倍率で、一部校種・教科では史上初めて追加募集を実施することにした。

 追加募集実施は、中学校および特別支援学校中等部の理科15人、同技術科で15人、計約30人を予定している。今年度採用試験は九州各県・政令市と試験日が重なったこともあり、九州方面からの志願者を見込んで、福岡市で追加試験を実施するするという。

 教員採用試験は、校種・教科によっては数年前と比較すれば採用倍率がやや緩和したとはいえども、全体的にみればまだまだ難関であり、希望者の大半が採用されるという状況とはほど遠い。教員を志望しながらなれずに他職種への変更を余儀なくされた人も多くいる。

 一方で大阪府・大阪市では教育関連条例の影響もあり、志望者が周辺府県に流れたとみられていることが、倍率低下の背景にあるとされる。教育関連条例で不当に締め上げられるのではのびのびと教育活動に取り組めないどころか、自分自身がパワハラでつぶされる形になってしまいかねない。そういうことを考えると、周辺府県に「逃げられる」条件のある人は大阪府を敬遠して他府県に志望変更することは十分あり得ることである。

(参考)
◎大阪の教員採用、異例の追加募集 給与カットなど響く?(朝日新聞 2012/10/23)
◎志願者減で初の追加募集…大阪府教委の教員採用(読売新聞 2012/10/23)

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