大津いじめ自殺、第三者委員会調査に複数教諭「いじめ認識」

 滋賀県大津市立皇子山中学校で2011年、当時2年の男子生徒が自殺した問題で、第三者委員会の聞き取りに対して、複数の教諭が生徒の生前にいじめを認識していたと答えていたことが、10月15日にわかった。

 聞き取りは教諭16人に対しておこなわれた。「いじめを認識していた教諭はいなかった」と発表した校長や、体調不良で休職中とされる当時の担任には、同日までに聞き取れていない。
 この問題では校長の発表に反して、一部の教諭がいじめを認識していたことを裏付けるメモが発見されている。警察の強制捜査が入り、押収された資料の返却を受けて整理していた大津市教委担当者が見つけた。
 教諭の認識は、いじめ事件での学校側の対応を解明する大きな鍵となる。第三者委員会としての調査結果は最終報告としてまとめ、正式発表は後日になるということだが、何があったのか詳細に解明していくべきであろう。
(参考)
◎大津・中2自殺:教諭数人「いじめを認識」(毎日新聞 2012/10/15)