児童虐待での警察への連絡基準策定:静岡県

 静岡県は10月10日、児童虐待を発見した際の警察への連絡基準を発表した。

 政令市を含めた県内の児童相談所で、同日より運用を開始した。
 「手術を要する外傷、やけど」「重度の栄養失調状態」「説明のつかない新旧が混在する受傷痕」「性的暴行や性的行為の強要」「裸体の撮影が行われたもの」を「虐待の事実が未確認でも警察への緊急連絡を行うケース」と明記するなど、具体的な内容を指示している。緊急時対応だけでなく、通常時での実務者会議での情報交換などの手順も定めている。
 どのような事例で警察に通報するのかを具体的に示した基準を策定したのは、全国で初めてとなる。
 虐待死事件など深刻な事案も続発し、警察との連携や情報交換が不十分だったことなども、連絡基準策定の背景にあるという。一人一人の子どもにとっては生命や発育にも関わる問題であり、考えられる限りの体制をとっていく必要がある。
(参考)
◎静岡県が児童虐待通報基準 「説明つかない傷」など(静岡新聞 2012/10/11)