館山いじめ自殺、アンケートを校長が廃棄

 千葉県館山市立中学校3年だった男子生徒が2008年に自殺し、背景にいじめがあったとして遺族が再調査を求めた問題で、自殺直後に全校生徒に実施したアンケートを校長が廃棄していたことが明らかになった。

 市の規定では重要文書は5年間の保管が義務付けられている。しかし、自殺事案後に赴任した校長が2011年3月、「重要文書には該当しない」と判断して廃棄処分をおこなっていた。市教委は2012年1月に事実把握し校長を厳重注意処分にした。
 自殺問題に関するアンケートを「重要文書ではない」と判断するという感覚は、にわかには信じがたい。証拠隠滅行為ではないかとも疑う。
 意図的か不作為かは別としても、アンケートが廃棄されたという事実は、調査を困難にさせ、事実を闇の中に葬り去ることにもつながりかねない。それでいいのだろうか。

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