学力テスト数値目標出させる方針:大阪・泉佐野市

 大阪府泉佐野市の千代松大耕市長は10月9日、市立小・中学校の校長に対し、学力テストの平均正答率の数値目標と学力向上策の提出を求めた。

 数値目標を出さない学校へは、「やる気がない」とみなして学校予算を減らす「制裁」も検討している。
 千代松泉佐野市長は大阪維新の会に近い立場である。泉佐野市では、大阪府の学力テストの学校別成績を市役所ウェブサイトで公表している。
 そもそも正答率が学力の全てというわけではない。あくまでも平均値であり、ひとりひとりの到達状況には直接関係ない。また数値目標の向上を掲げることで、試験対策に特化した反復練習、点数を向上させるために答えを教えるなどの不正、成績の振るわない子どもを当日欠席させるなど、望ましくないことが発生することは、他地域の事例からも明らかである。
 しかも特定の学校の予算を減らすこともちらつかせるのは、公教育の観点からも問題ではないか。

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