浜松いじめ自殺、市教委職員が不適切発言

 静岡県浜松市立曳馬中学校2年の男子生徒が2012年6月に自殺し、背景にいじめが指摘されている問題で、月命日に遺族宅を訪問した市教委職員が「今日はパーティーですか。いいですね」と遺族に声をかけていたことがわかった。

 当該職員は第三者委員会の事務局担当だという。生徒の月命日にあたる9月12日、別の職員とともに遺族宅を訪問した。その際、遺族宅に親族や遺族の知人らが集まっている様子を見てこのような発言をおこなった。

 当該職員は発言を認め「人が集まり夕食の準備などでにぎやかですねという意味だった 」と釈明しているという。

 いじめ自殺事件や学校事故では、学校や教育委員会関係者からの、非常識とも言える心ない発言がされることもある。

 過去には、柔道部顧問から部活動中に練習を装ったとみられるリンチまがいの行為を受けて頭部に傷を負い重体になった生徒に対しては、「帰り際に電柱にでも頭をぶつけたのではないか」と教育委員会関係者が発言した。また別のいじめ自殺事件では、教育委員会関係者が「自殺数週間前の予防接種の副作用での異常行動」かのような発言をおこない、遺族側が医師に所見を求めて「あり得ない」と反論することもあった。

 教育委員会関係者が遺族側の立場に立っていないから、こういう心ない発言も起きるのではないか。

(参考)
◎浜松、転落死生徒の母親に市教委担当者「パーティーですか」(スポーツニッポン 2012/10/6)