いじめ件数、半年で7万5000件

 文部科学省が実施したいじめ緊急調査で、「生命や身体を脅かす恐れのある重大ないじめ」 が2012年4月以降の半年間で約250件報告されたことが10月1日にわかった。

 同日記者会見した平野博文文部科学相(記者会見直後に退任)が中間報告として明らかにした。都道府県・政令市教委を通じて調査を依頼し、現時点で報告があり集計できた分のみの数値だという。未報告の教育委員会もあり、報告が届き集計次第、10月中にも正式な結果を公表する予定にしている。
 いじめの全体の認知件数は10月1日までの集計分で半年で約7万5000件で、昨年度の調査での年間約7万件をすでに超え、昨年比2倍以上の認知件数となっている計算となる。
 文部科学省によると「重大ないじめ」は、けがをさせられる・金銭を要求されるなどの内容と定義して集計しているという。
 一つ一つのいじめ事案は、統計上「重大ないじめ」として扱われるかどうかにかかわりなく、当該児童・生徒にとっては人生そのものに対する理不尽な攻撃であるということを忘れてはならない。個別の事案について、被害者の立場にたって早期対応と早期解決が求められる。

スポンサードリンク