川西いじめ自殺、加害者は3人

 兵庫県川西市の県立高校2年の男子生徒が自殺した問題で、校長が9月17日に会見し、いじめに関与した生徒は3人だったことを明らかにした。

 一方でいじめと自殺との因果関係は「まったく関連性がなかったとも言い切れない」とは言及しながらも保留している。
 この問題では、生徒の机が勝手に動かされていた、生徒のいすに死んだガが置かれていた、死んだ虫を食べさせられようとされた、不快なあだ名で呼ばれていたなどの、自殺した生徒へのいじめが明らかになっている。
 生徒の葬儀の際、同級生が寄せた追悼の作文にいじめをうかがわせるような記述があったことに遺族が気づき、学校に調査を依頼した。学校側の調査では、同じクラスの約半数の生徒がいじめに気づいたいた事が明らかになったという。一方で学校側は、現時点ではアンケート結果を遺族に公開することは考えていないという。
 しかしアンケート結果はできるだけ早期に公開すべきである。最近の例でも、大津のいじめ自殺事件(2011年10月)・鹿児島県出水市立中学校女子生徒自殺事件(2011年9月)などで、アンケート結果を公開しなかったことで遺族を傷つけている。そういう愚を繰り返してはならない。
(参考)
◎校長“いじめ3人が関わる”(NHKニュース 2012/9/17)