いじめで後遺症残ったとして提訴:愛知・弥富市

 愛知県弥富市立中学校3年だった当時、同級生からいじめを受けてガラス片で右手を切るケガをし、右手麻痺などの後遺症が残ったとして、同市在住の男子高校生が当時の同級生4人と弥富市を相手取り名古屋地裁に提訴していたことが、9月13日までにわかった。


 中学校3年だった2009年、同級生4人から暴力を受けたり、持ち物を取り上げられるなどのいじめを受けたという。2009年8月には教室で、同級生から自分の筆箱を放り投げられるいじめを受け、取りにいこうとした際に押されてドアのガラスに激突し、割れたガラス片で右手を切るケガを負った。ケガは神経まで達し、右手が麻痺して文字が書けなくなるなどの後遺症が出たという。
 また生徒側は、担任教諭にいじめ被害を訴えたが放置されたとも主張している。
 一方で市側は「けがをした時点で初めていじめを把握した」として一部争う方針を示している。
 極めて悪質ないじめであり、また学校側が放置したのが事実とすれば許されないことである。真相解明と被害者の救済を願うものである。