事故報告書に加害者の言い分のみ記載、意図的か

 大分県別府市立中学校3年の男子生徒がいじめを受け、同級生から暴行を受け肋骨を骨折した事件で、学校側が当初、市教委への事故報告書に加害生徒の言い分だけを記載していたことがわかった。

 骨折事件は2012年7月に起こった。音楽の授業で合唱を実施していた。担当教諭が他の生徒への合唱指導のために目を離したすきに、加害生徒が被害生徒を蹴りつけた。
 加害生徒は「合唱の練習に加わっておらず、カッとなった」と主張し、その言い分のみが報告書に採用された。被害生徒は「練習に参加していたのに突然蹴られた」と訴えていたが、その言い分は全く反映されなかった。
 被害生徒の保護者が市教委に電話をかけた際、事故報告書の内容が判明したという。
 これについて、「教頭は「両者に明確な差があることに気づかず、直前に聞いた加害生徒の言い分を書いてしまった」、校長は「記載が正しいか検証しなかった」と釈明している。 」(読売新聞2012年8月24日)とされている。
 教頭の「両者(の言い分)に明確な差があることに気づかず」って、そんな見え透いた嘘を言われても、あきれるしかない。どこからどう解釈しても、両者の言い分はほぼ正反対の内容である。本気で「さがあることに気づかない」とかこんな事思っているのなら、教員以前に社会生活に支障をきたしかねないほど論理的思考力や国語力に難があるレベルだし、わざと苦し紛れの嘘を言っているとしか思えない。
 いじめを意図的に隠す目的があったとしか思えない。たまたま発覚しただけで、発覚しなければそのまま捏造がまかり通っていたのだろうか。

スポンサードリンク