さいたま市いじめ:被害打ち明けられず

 さいたま市西区の市立中学校2年の男子生徒が同級生からいじめを受け加害者が逮捕された事件で、被害生徒は「両親に心配させたくなかった」としていじめを打ち明けることができなかったことがわかった。

 加害者と被害者は同じ軟式テニス部に所属していた。被害者は3人の男子生徒から入学直後からいじめに遭っていた。2012年7月12日には加害生徒から集団暴行を受けたり、押さえつけられてズボンを脱がされるなどした。
 目撃した別の生徒が、保護者を通じて学校に連絡して事件が発覚した。埼玉県警大宮西署が2012年8月10日、14歳の加害生徒1人を逮捕した。残る13歳の2人も児童相談所に通告する。
 先日発覚した鳥取県米子市のいじめ事件にしても、このいじめ事件にしてもそうだが、被害者はいじめ被害を自ら訴えにくい傾向がある。いじめそのものがなくなるのが理想だが、万が一いじめが発生しても早期に対処できるよう、周囲の大人は小さな兆候でも発見できるような体制づくりや、被害を訴えやすい雰囲気作りが必要になってくる。

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