いじめ被害者に退学勧告?仙台の私立高校(3)

 宮城県仙台市の私立高校に通う2年男子生徒が同級生らからタバコの火を押し付けられるなど集団暴行を受けた問題。被害生徒は学校から自主退学を勧められたとされているが、一部情報では「退学処分を宣告」と学校側の行為がより悪質だったことをうかがわせる報道がされている。

 毎日新聞(web版、2012年8月7日配信)が報じている。タバコの火を押し付けられるなどの暴行を受けて不登校となり、学校側と加害者・被害者で話し合いの場を持ったが加害者は一部しか認めなかったという流れは、他の報道とも共通の内容となっている。
 しかし毎日新聞では「自主退学を勧奨」ではなく、「退学処分を宣告」とより強い表現になっている。

 その後、学校は「やけど痕を他の生徒に見せびらかし、動揺させた」などとして、退学処分を宣告。母親らが反論しても「意見は受け付けない」と答えた。

 「見せびらかせた」こと自体が事実無根、ないしは事実を歪めた誇張の疑いが高いだろう。そもそも被害生徒が見せびらかすような理由など全くないだろう。
 そもそも、いじめの被害者がなぜ退学処分を宣告されなければならないのか、それ自体が全く理解不能であり、意味不明である。厄介払いすることでいじめは存在しない・自分たちには関係ないということにしたいつもりなのか。