岐阜でも中学生いじめ自殺事件

 岐阜県瑞浪市立中学校2年の女子生徒が10月23日、学校で部活動のメンバーからいじめを受けたことを苦に自殺していたことが分かりました。


 亡くなった生徒は、同級生4人を名指しする遺書を残していたということです。また所属するバスケットボール部で、遺書で名指しされた4人が死亡した生徒に対して、「うざい」「きもい」などの暴言や、意図的に強いボールを投げつけてとれなかったら集団で笑うなどのいじめをおこなっていたという、複数の証言や状況証拠が出ているということです。
 しかし学校は、一旦はいじめがあったことを認めたものの、事件がマスコミ報道されると「いじめは確認されていない」とトーンダウンしたということ。
 この学校の対応は、福岡県筑前町立三輪中学校事件での学校側の対応を連想してしまいます。これでは、学校側はいじめを隠蔽する気かと見なされても仕方ありません。いじめ隠蔽は遺族を深く傷つけて学校ぐるみでいじめの二次被害を与え、また世論からも激しい批判・非難を浴び、結果的に泥沼にはまるだけだということがわからないのでしょうか。
 先日発生したばかりで世間一般でも大きく報道され、学校関係者にとっては「同業者の事件」でもある三輪中学校事件で学校側のいじめ隠蔽が、世論から激しく批判されていることを、まさかこの学校の関係者が知らないというわけでもないでしょう。
 学校側はわけのわからないところでのトーンダウンをするのではなく、遺族の立場に立って徹底的に調査し、事実関係を解明していく姿勢が強く求められます。