いじめにあった時の保護者対応:東京新聞記事

 『東京新聞』2012年7月27日付で『いじめ 親はどうする? 被害や気持ち 文書に残して』という特集記事が組まれている。

 子どもがいじめの被害に遇っている、もしくはそれらしき兆候が見つかった場合、親はどう対処すればいいのか、専門家にインタビューしている。
 いじめのサインは、生徒自身の被害を直接訴えることは少なく、「友だちがいじめられている」「学校を休みたい」など間接的な形で伝えられることが多いとされる。保護者の心構えとしては、質問攻めなどにせず子どもが話しやすい雰囲気を作ることが重要だという。
 被害状況や子どもの気持ちを証拠としてメモに残すこと、加害者には直談判せずに学校を通じて申し入れること、学校に被害メモのコピーを渡して(原本は自身で保管)話し合うこと、話し合いの中身は記録に残すこと、などを指摘している。
 この指摘は重要だといえる。いじめ被害にあった時、被害者本人の心の傷はもちろん、家族にとっても「当時はベストだと思っていた対応でも、今振り返ってみれば、あの時こうすればよかった」と強い後悔の念と心の傷となる場合も多い。絶対的に悪いのは加害者側であり、被害者にはほぼ非がないのだが、被害者側が自責の念をもつことも多い。
 いじめ自体が存在しない、被害にあわなくて済むという状態こそが、当然のことながら望ましい。一方で、万が一被害にあってしまった場合は冷静に対応していくことが必要になってくるのではないだろうか。

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