奈良県桜井市いじめ事件で警察が捜査

 奈良県桜井市立中学校2年の女子生徒が、入学直後より継続的ないじめを受け、2012年6月に集団暴行を受けてからは不登校状態になっていることがわかった。

 桜井市教育委員会が7月24日に発表した。
 被害にあった女子生徒は2012年6月19日、校舎外で待ち伏せしていた生徒6人に集団暴行を受けてけがをした。「学校や親に話したら、田んぼに顔を突っ込んでやる」などとも脅されたという。服がドロドロになって帰宅した生徒に保護者が事情を聞き、事実関係が発覚した。生徒側は警察に被害届を出した。
 集団で取り囲まれて暴言を吐かれるなどのいじめは入学直後から続き、6月の暴行事件のあとは登校できなくなっているという。学校側も少なくとも8回の暴行を確認している。
 加害者側はいじめを認め、「(被害生徒が)間違った噂を流したからやった」と主張している。一方で被害者側は、加害者の噂を流したことについて「事実無根」としている。
 このような行為はいじめである。集団での暴行や口封じのために脅すなど、いじめの典型的な手口である。対応が遅れたのは残念と言わざるをえない。