マスコミに責任転嫁すれば楽ですね

 「週刊朝日」2012年8月3日号によると、滋賀県大津市立皇子山中学校のいじめ自殺事件に関して、澤村賢次大津市教育長が関係者に「こっちも被害者」「報道がおかしい」などと漏らしているとされている。

 どうも、大したことではないのにマスコミが騒ぎを大きくして自分たちは巻き込まれたと本気で思っているらしい。生徒がいじめに苦しんだ末に命を絶ったこと、また同級生もいじめを目撃しながら教師が放置したことで学校への不信感が生まれていることなど、彼らにとってはどうでもいいらしい。
 どうでもいいと思っているからこそ、身に覚えがないのに一方的に叩かれているように言い立てるのであろう。こういう対応だからこそ問題をこじらせ、被害生徒の遺族や同級生の生徒を傷つけていくのであろう。マスコミに責任転嫁して逆恨みしても仕方ない。

大津いじめ自殺 教育長が「こっちも被害者」と発言
 大津市の中2男子生徒(当時13、以下「被害少年」)の自殺から約9カ月たったが、今回の被害少年の死に至るまでの経緯を見たとき、断じて許すことができないのが、大津市教育委員会の対応だ。
 本誌は取材中、大津市の澤村憲次教育長のとんでもない話を聞いた。
「例のいじめのアンケートについても、今回大きく報道されるまで詳細について澤村氏は内容を把握していませんでした。なぜなら、報道で詳細がわかると『え、こんな内容?』とびっくりするような感じで話していましたから」(別の市職員)
 澤村氏が教育部次長だった当時、パソコンから個人データが漏洩する出来事があった。そのときの様子を前出の市教委関係者は振り返る。
「澤村さんが『マスコミにばれなきゃ、たいしたことじゃない』『マスコミが騒ぎすぎる』という話をしていた。今回も『どうして騒ぎが大きくなるのか』 『こっちも被害者』『なぜ今ごろ、警察がしゃしゃり出てくるのか』『いじめが自殺の原因だなんて認めていないのに、この報道はおかしい』と不満げな表情で 市教委幹部に言っている」
※週刊朝日 2012年8月3日号