加害者が転校先でも集団暴行に関与?

 滋賀県大津市立皇子山中学校のいじめ自殺事件に関連して、加害者とされた生徒の一人が自殺事件後、全く反省がない上に別の集団暴行事件にも関与したことが、一部週刊誌報道で指摘された。

 加害者とされた生徒は3人いるが、その内1人は事件後、京都府宇治市の中学校に転入したという。
 この生徒は転校先で他の生徒5人と共謀し、京都府宇治市内の神社で1人の男子生徒に集団暴行を加えて袋叩きにし、生徒のカバンに火をつけ、持ち物を神社境内の池に放り投げるなど悪質な暴行を加えたとされている。
 大津のいじめ事件に関与していたとされる生徒が、この集団暴行事件の首謀者格だという。
 被害者側は警察に被害届を出した。また被害生徒の親が加害生徒に対し、池に放り込んだ被害生徒の持ち物を池に入って回収するように命じると、宇治市教育委員会が被害生徒の親にストップをかけたという。
 学校はいじめ事件を隠蔽して放置し、また親も正当化しているもとでは、加害者もいじめ加害行為を正当化し、別のいじめ事件や暴行事件を起こして次の被害者も生まれることになる。
 学校や加害者の親はいいかもしれないが、被害者や社会にとってはたまったものではない。いじめは初期のうちに発見し、加害者に自らの行為を自覚させていかなければ、さらに状況が悪化していくことになる。