いじめの詳細、具体的証言次々に

 滋賀県大津市立皇子山中学校のいじめ自殺事件で、7月20日から21日にかけて各紙が、同級生からの取材を次々と記事にし、いじめの具体的な証言が明らかになっている。

 自殺の練習とされるものの具体的な状況や方法、金銭を脅し取られていた様子、担任教師の発言、被害生徒や加害生徒の様子など、生々しい証言が得られている。これらは学校側が実施したアンケートの中身をより深く掘り下げた証言ともなっている。
 共同通信(2012/7/21)では「1日2、3回殴る蹴るの暴行を受けていた」「(生徒は)泣いていたり、顔のあざを隠すそぶりをしたりしていた」「男子生徒の教科書が破られ、テスト結果が教室に張り出される嫌がらせもあった」と新たな証言も紹介されている。
 一方で澤村賢次大津市教育長は7月21日、「現場にいじめの認識がなかったという報告は変わっていない」と従来の見解を繰り返した。
 しかし、ここまで具体的な状況が明らかになっていながら「いじめはなかった」といえるのだろうか。

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